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|ケニア|ヤギの世話もできなかった少女、いまや人々の命を救う
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年6月16日(日曜)11:06に公開

【ナイロビIPS=ミリアム・ガシガー】
リフトバレー地区(ケニア北西部)キプシング平原に住むサンブル族のジェーン・メリワスは、9才の時、父親から何の役にも立たない人間だと思われていた。父に託されて世話をしていた9頭のヤギが、ある日彼女の目の前で、ハイエナに食べられてしまうという失態を演じたことがあるからだ。
しかしそのような彼女にも、年長者の第二、第三、或いは第四夫人になり、かつてハイエナに食われたより多くの羊を父親のために手に入れることで、名誉挽回を果たすという道は残されていた。
│シエラレオネ│児童人身売買でストリートチルドレン増加
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年6月13日(木曜)05:27に公開
【フリータウンIPS=トミー・トレンチャード】
12才になるカイタは、シエラレオーネの首都フリータウンの街頭で、ぼろぼろになった鉄のレールの上に座り、静まり返った通りを行き交うバイクを友達と眺めていた。すでに真夜中を過ぎており、戸口の前や歩道のあちらこちらに、動きを止めた人たちが眠りについている。カイタは、もうこんな暮らしを6年も続けている。
カイタは、学校へ行けるという話を信じて、親元を離れて街に出てきたものの、結局は路上で生活することになってしまった数千人におよぶシエラレオネの子供たちの中の一人にすぎない。
地政学的通貨としての核の価値を国連は引き下げることができる
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年6月10日(月曜)08:43に公開

【国連IPS=タリフ・ディーン】
国連総会(193が加盟)は今年9月に初めて核軍縮に関するハイレベル会合を開催するが、核兵器保有国がこの致命的な兵器を段階的になくすか廃絶すると明確に約束する見通しは、ほとんどない。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が6月3日に発表した世界の軍備動向に関する2013年の年次報告書によると、英国、米国、ロシア、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエルの8か国が保有している作戦配備されている核弾頭の数は、2013年初頭時点で約4400発である。
|トルコ|行き過ぎた新自由主義経済政策が「内なる平和」を脅かす
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年6月07日(金曜)17:29に公開

【アンカラIPS=ジャック・コバス】
「内なる平和を、そして世界に平和を」は、トルコ共和国建国の父であるムスタファ・ケマル・アタトゥルク初代大統領が1931年に打ち出した国是である。これは、因果関係について述べたものであるが、5月末のイスタンブールでの事件を発端にトルコ全土に広がった抗議活動の波は、この因果関係が逆方向でも作用することを示している。
抗議活動が発生して約1週間が経過したが、トルコはそれまで、2011年から中東全域に飛び火した「アラブの春」や欧州南部を席巻した深刻な社会経済不安の影響を免れていた。
今でもなお、経済状況は2000年代ほど好景気ではないものの、依然として好調である。つまり深刻な経済危機に直面している地中海両岸の国々(=北アフリカと南欧諸国)と同じような状況がトルコに持ち上がった主な原因は、政治的リーダーシップの問題である。
|視点|ボリウッドに映る中印愛憎関係(クーノール・クリパラニ香港大学アジア研究センター名誉研究員)
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年6月05日(水曜)21:03に公開

【シンガポールIDN=クーノール・クリパラニ】
実効支配線(LAC)として知られるインド・中国間の未確定国境における両国の活動は、1962年の記憶を呼び起こすかもしれない。この年に起こったアジアの2つの巨人の間の国境紛争は、いまだにインド人の心理の中に傷跡を残している。そしてこの心理は、チェタン・アナンドが脚本・監督を務めた1964年の映画『ハキーカット』(Haqeeqat)によって掻き立てられている。他方中国では、この同じ紛争が教科書で言及されることはない。
インド映画は、インドの中国との微妙な関係について追求し続けている。友人あるいは敵として描くこともあれば、最近では、両国の長年の友好関係の歴史を基礎にした関係強化の可能性を示唆するものものある。
|報告書|世界経済に悪影響与える児童栄養不良
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年6月02日(日曜)00:31に公開

【ワシントンIPS=ジム・ローブ】
国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」(STC)が5月28日に発表した最新報告書によると、児童栄養失調は健康上の被害のみならず、患者の基本的な技能を身につける能力も奪うため、世界経済に年間数十億ドルもの被害をもたらしているという。
この追跡調査報告書(23頁)は、慢性的に栄養失調を経験した子どもたち(今日の世界では4人に1人の新生児がこのケースにあたる)の基本的な学習能力(読み書き・計算)は、そうでない子どもたちと比べて著しく劣っており、成長後の所得レベルも20%低いものであったと指摘、このことから、栄養失調に伴う認知問題がこうした子どもたちが暮らす国の経済成長にとっても大きな足枷となっていると結論づけている。
|エチオピア|「紛争回避のためにも隣国と話し合いを」とUAE紙
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年5月30日(木曜)20:25に公開

【アブダビWAM】
「エチオピアは5月28日、巨大ダム建設のために、青ナイル川の流れを変える作業を始め、セレモニーを行った。しかし、この世界最長の国際河川を一カ国が独占することは許されることではないし、流れが変わればナイル川流域に暮らす多くの住民が直接的に影響を受けることから、流域7カ国政府は、紛争を回避するためにも、一刻も早く集まり、この問題について真剣に協議すべきである。」とアラブ首長国連邦(UAE)の地元英字日刊紙が報じた。
ドバイに拠点を置く「ナショナル」紙は、論説のなかで、「エチオピア政府の一方的な決定により、下流のエジプトとスーダンの経済と社会秩序が寸断される恐れがある。」と報じた。
|報告書|イランが核を保有しても地域のパワー・バランスは崩れない
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年5月30日(木曜)13:50に公開

【ワシントンIPS=ジム・ローブ、ジョー・ヒッチョン】
米国のシンクタンク「ランド研究所」が5月17日に発表した新しい報告書によれば、イランが核兵器を保有した場合でも、米国や米国の中東における同盟国(イスラエルや湾岸地域のアラブ君主国家)にとって重大な脅威にはならない、という。
『核保有後のイラン:核武装したイラン政府はどう行動するか?』と題された報告書は、もしイランが核兵器を取得することがあったとしても、それは、攻撃的な目的ではなく、おそらくはイスラエルや米国などの敵対国からの攻撃を抑止することを目的としている、と断定している。
|UAE|日本企業5社がマスダールの学生に実務研修を提供
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年5月28日(火曜)00:06に公開

【アブダビWAM】
アラブ首長国連邦(UAE)のマスダール科学技術大学院大学(MIST)は、日本の大手5社が、昨年に引き続き8週間にわたる日本での夏季実務研修をUAEの学生に提供する予定であると発表した。
過ぎ去った時代の核戦力に固執する米国とロシア
- カテゴリ: 政治・紛争・平和
- 2013年5月26日(日曜)15:47に公開

【国連IPS=ジョージ・ガオ】
19世紀末のロシアの劇作家アントン・チェーホフ(1860年~1904年)は、ドラマチックな劇を作るためのひとつの黄金律を残している。それは、弾を込めた銃を劇の冒頭で観客に見せたなら、最終場面までにその銃で撃たなくてはならない、というものだ。
しかし、演劇に関するチェーホフのこの喩えは、今日の世界の兵器に適用されたならば、問題を生じるだろう。そこには、一部の国々が国際的な影響力を生み出すテコとして利用している、推定1万7300発の核兵器が含まれるからだ。
「プラウシェア財団」の「世界の核備蓄レポート(World Nuclear Stockpile Report)」によると、ロシアが推定8500発、米国が7700発の核を保有している。核兵器を保有する他の7か国はこれよりもはるかに少ない。フランスが300、中国が240、英国が225、パキスタンが90~110、インドが60~110、イスラエルが60~80、そして最近では北朝鮮が10発以下である。

























