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|視点|ジレンマとたたかうイスラエルの平和活動家たち

“Strong together, we love Israel and trust the army” banner in Jerusalem. Credit: Pierre Klochendler/IPS【エルサレムIPS=ピエール・クロシェンドラー】

「共に団結しよう。私たちはイスラエルを愛し軍を信じる」一時休戦が定着するなか、国旗の色で飾られた横断幕(上の写真)が、依然として国中の街頭や道路を埋め尽くしている。

国民に無条件の愛国主義と連帯を求めるこうしたイスラエル当局の「囲い込み」戦略は、7月8日に始まった国防軍によるガザ地区に対する侵攻作戦のメリットと道徳性に疑問を抱く一部の市民の心理をしっかりと抑え込んでいるようだ。

国際安全保障に影響与える東アジアの核拡散

North East Asia on a Globe【ローマIDN=バレンティーナ・ガスバッリ】

4月28日で国連安保理決議1540(大量破壊兵器の不拡散に関する決議)の採択から10周年を迎えるのを機に、相も変わらぬ国際安全保障の現状から一歩引いて、長期的なトレンドを分析してみるのもいいかもしれない。

核兵器と弾道ミサイルの拡散による脅威は、21世紀の主要な安全保障上の問題のひとつである。ベルリンの壁崩壊と冷戦終結によって、安全保障の枠組みと安全保障に関する認識は徐々に弱まってきている。

政治情勢が混乱させるレバノン難民キャンプの教育

Syrian refugee schoolchildren being taught in the Shatila Palestinian refugee camp/ Shelly Kittleson/IPS【ベイルートIPS=シェリー・キトルソン】

レバノンの首都ベイルート南部にあるシャティラ難民キャンプや、その近くにあるサブラ難民キャンプ(両方とも1982年のパレスチナ難民虐殺事件の舞台となった場所)、さらに南部シドン郊外にある同国最大のアイン・エルヒルウェ難民キャンプを見渡しても、図書館が1軒もない。しかも、レバノンの外務大臣による先般の発言を受けて、こうした難民キャンプで暮らしている数千人におよぶシリア難民の子どもたちが読み書きを学ぶ機会さえ、さらに制限されるのではないかと懸念する声がでてきている。

|視点|少女らにとって教育は進歩への扉を開ける鍵(ネンナ・アグバ:ファッションモデル)

Nnenna Agba/ Courtesy of UN Women【国連IPS=ネンナ・アグバ】

私は、女性は男児を産んで初めて自身と家族が社会から認められるという、本質的に男性優位のナイジェリア文化の中で育ちました。11歳の時、一番下の妹となる5番目の子どもを出産する母に付き添いましたが、奇しくも藪医者の不手際で母が命を落とす瞬間を目の当たりにすることになりました。

母はナイジェリアのこうした社会規範の犠牲者です。当時母には既に4人の健康な娘たちがいたにもかかわらず、伝統的な規範に従おうとして、自分の命を犠牲にしてでも男の子を生む決心をしたのです。母をあのような苦境に追い込んだ根本的な要因に気付いた時、私は少女である自分の立場がナイジェリア社会でどのような位置を占めているのかをはっきり理解しました。

宗教間の調和が発展をもたらす

Pew Research Center【ローマIDN=バレンティーナ・ガスバッリ】

信仰と宗教が国内と国家間において平和的かつ調和的な関係をもたらすうえで重要な役割を果たすとの認識が世界的に高まりつつある。

半世紀以上にわたって、国連や欧州連合、そして多くの国際・地域機構が信教の自由の原則を確認してきた。またジャーナリストや人権擁護団体が、多くの国における少数派宗教への迫害や宗派間暴力の勃発、宗教を信奉する個人・集団に対する差別行為について報じてきた。

|UAE|イド・アル=フィトルを迎え人類の平和を祈る

Gulf News【シャリジャWAM】

「世界中の多数のイスラム教徒がイド・アル=フィトルを祝っている。文字通り、ラマダン月における断食(フィトル)の終わりを祝宴(イド)で祝うこの3日間は、イスラム教徒にとって家族知人が集い、プレゼントを交換し合い、アラーの神に感謝を捧げる重要な祝祭日である。」とアラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙が報じた。

一方、ガルフ・ニュースは、「しかし今年の場合、全体的な雰囲気は、シリア内戦の被害者の苦境やイスラエル軍による無慈悲なガザ爆撃の様子、イラクにおける過激派民兵の前進を国際社会がなす術もなく見守る状況の中で、必然的に抑制気味なものとなっている。」と報じた。

|ウガンダ|1本切ったら、2本植えよう

Students from Kisule Primary School in Kampala at the International Children’s Climate Change Conference (ICCCC), July 2014, Uganda. Credit: Amy Fallon/IPS【カンパラIPS=エイミー・ファロン】

オルガ・ムギサさん(11歳)は、緑葉植物の鉢が並べられ、背景にウガンダ国旗が誇らしげに掲げられた壇上の中央でマイクの前に立ち、会場に居並んだ同年代の子どもたちに向かって「木を1本切ったら、2本植えましょう。」と語りかけた。

「ここにお集まりの皆さん、学校や自宅をはじめ、あらゆる所で木を植えていってください。」ムギサさんは、ウガンダの首都カンパラにあるGEMSケンブリッジ・インターナショナル・スクールで開催された第1回「国際子ども気候変動会議」の参加者を前に、自信に満ちた大きな声で語った。

|UAE|2021年までに宇宙庁を設立、アラブ世界初の探査機を火星に

Emirates247.com

 【アブダビWAM】

アラブ首長国連邦(UAE)はアラブ世界初となる無人探査機を2021年までに火星軌道に到達させるプロジェクトを発表し、宇宙開発競争に参入した。また、このプロジェクトを監督し、UAEの宇宙開発技術部門を総括する組織として新たに宇宙庁を創設すると発表した。

これによって世界で火星を探査する宇宙開発プログラムを実施している国は9か国となった。無人探査機を火星軌道に到達させるには、9カ月の歳月をかけて6000万キロ以上を飛行させる必要があるが、UAEは2021年の建国50周年に合わせて計画を実現したいとしている。

教育と経済面がカギを握る先住民族のHIV/AIDS患者支援

Doris Peltier, Aboriginal Women and Leadership Coordinator with CAAN, was diagnosed with AIDS at the age of 44. Credit: Neena Bhandari/IPS【シドニーIPS=ニーナ・バンダリ】

ニュージーランド北島西岸のワイカナエ出身のマラマ・パラ(43歳)さんは、22才の時にHIV陽性と診断された。この診断結果は彼女の属する狭いマオリ族社会で瞬く間に広がった。

これは1993年のことだったが、パラさんは、「(ニュージーランド社会には)依然として、HIV罹患者を非難して貶めるような態度が横行しており、とりわけ罹患率が高い先住民族社会に深刻な影響を及ぼしています。」と語った。

女性のエンパワメントの模範となった尼僧

Ani Choying Drolma/ Wikimedia Commons【シンガポールIDN=カリンガ・セネビラトネ】

2500年前、ゴータマ・ブッダ(仏陀)は、サンガ(僧伽:仏陀に従う弟子たちの集団)に女性の入門を認めることで、インドで女性を男性と対等の立場においた。しかし今日、アジアのほとんどの仏教国において、尼僧たちがダルマ(仏陀の教え)を説く信頼に足る担い手として認められようと苦しい闘いを強いられているという。そうしたなか、あるネパール人女性が、実質的にダルマを「歌う」ことで、こうした認識を無意識のうちに変えることになるかもしれない。

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